News Releaseニュースリリース

2001NTTスマートコネクト、「JPNAP大阪」と接続
~関西からのコンテンツ配信環境をさらに強化~

2001年12月13日

NTTスマートコネクト株式会社

エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下:NTTスマートコネクト、代表取締役社長:伊藤彰敏、本社:大阪市北区)は、平成13年12月、インターネットマルチフィード株式会社(以下:MFEED、代表取締役社長:鈴木幸一、本社:東京都千代田区)が大阪に開設する商用インターネット接続拠点(IX)「JPNAP大阪」とギガビットクラスで高速接続し、関西・西日本エリアへの快適なコンテンツ配信環境を増強いたします。

インターネット利用は本格的なブロードバンド時代に突入し、東京だけなく大阪においてもインターネットのバックボーンを流れるトラヒックは急増し続けています。これまで、NTTスマートコネクトは大阪にインターネットデータセンター(iDC)の本拠を持ち、NSPIXP-3*1や多数の大手のISPと直結する高速広帯域のコンテンツ配信環境を提供してまいりましたが、「JPNAP大阪」と1Gbpsで接続することで対外接続環境が大幅に増強されるほか、更に快適で信頼性の高い配信環境をお客様に提供できることになります。

MFEEDは、本年5月より東京において商用IX「JPNAP」のサービスを開始していますが、災害時のネットワークの安全性向上の観点から、課題となっているIXサービスの東京一極集中化への対策やISPの利便性向上のために、関西で初めてギガビットクラスのインターネット・トラヒック交換を実現する商用IXを「JPNAP大阪」として大阪・堂島に開設し、サービスを開始するものです。

NTTスマートコネクトは、西日本エリアのインターネットの更なる発展のため「JPNAP大阪」のシステム運用においてMFEEDの支援を行い、西日本エリアに所在するコンテンツがより高品質、高信頼に利用者に配信される環境の実現につとめます。


 

*1 NSPIXP-3
NXPIXPは、インターネット上で、インターネットサービスプロバイダ間の接続や、学術ネットワークと商用ネットワークの接続を行う際に生じるさまざまな問題を研究するために設立されたプロジェクトであり、WIDEインターネットと大手商用プロバイダが参加、運用している。1994年3月に最初の相互接続ポイントであるNSPIXP-1が東京に設置され、トラヒックの増加に伴い1996年10月にはNSPIXP-3が東京に、1997年にはNSPIXP-3が大阪に設置された。
参考 インターネットマルチフィード株式会社
1997年9月より、日本におけるインターネットデータセンターの先駆けとして、大手ISPの高速バックボーンとICPのコンテンツサーバとを直接接続し、高速かつ大容量のコンテンツ配信を効率的に行うマルチフィードサービスを提供しています。また、2001年5月からは、次世代のインターネットの発展を支える基盤として、東京大手町に2箇所のMFEED拠点を設置し、多様な事業者間における大容量のトラヒック交換を可能とする分散型インターネット相互接続サービスであるマルチフィードJPNAPサービスを提供しています。

【本件に関するお問い合わせ】
NTTスマートコネクト株式会社
経営企画部 市橋・梅村
TEL:06-4709-8760
E-mail:info@nttsmc.com