News Releaseニュースリリース

2002フレッツ回線向けファイル共有サービス「F・Cabinet」の提供開始について~NTTスマートコネクトとNTT西日本が共同開発~

2002年1月28日

エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社
西日本電信電話株式会社

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(代表取締役社長:伊藤彰敏、本社:大阪市、以下「NTTスマートコネクト」)は、西日本電信電話株式会社(代表取締役社長:浅田和男、本社:大阪市、以下「NTT西日本」)は共同で、フレッツ回線向けファイル共有サービス「F・Cabinet」を開発しました。

なお本サービスは、平成14年1月29日(火)からNTTスマートコネクトが、大阪府にて提供を開始します。

1. サービス概要

「F・Cabinet」は同一府県内に複数の事業所等があり、アクセス回線として「フレッツ・ISDN」または「フレッツ・ADSL」(以下フレッツ回線)をご利用されているお客様向けに、地域IP網上のデータセンターに構築したサーバーを利用してファイル共有サービスを提供するものです。
本サービスを利用することにより、従来のメールの添付ファイル等ではやりとりが困難であった動画(映像・音声)や精密な画像データ等の大容量コンテンツの受渡し等がストレスなくかつ安価に行えます。

2. サービスの特長

(1) 簡単な操作

お客様側端末の複雑な設定や操作をすることなく、LAN環境でのファイル共有と同様の操作(ドラッグ&ドロップ等)で「F・Cabinet」サーバー内のファイルを操作していただけます。


(2) 低コストかつ短期間での導入を実現

通常のLAN環境構築とは異なり、お客様側でサーバー等のハード機器を用意する必要がないため、低コストかつ短期間でファイルサーバー利用環境を構築できます。また、お客様によるファイルサーバーの運用稼働も軽減されます。


(3) 安定した通信でセキュリティも安心

NTT西日本が提供するフレッツ回線を利用し、地域IP網上でデータ通信を行うので、インターネット経由の通信と比べて高セキュリティかつ安定したスループットでのデータ通信が可能です。


(4) 安心のサーバー構成と運用環境

「F・Cabinet」のサーバーのディスクは、無停電電源装置・大型空調設備の整った安心のデータセンター環境で運用されており、サーバーディスクはRAID1*1・ホットスペア*2・ホットスワップ*3で万が一のトラブルにも安心です。


*1 2台のディスクにリアルタイムに同じデータを記憶させる方式でミラーリングともいいます。片方のディスクのうちどちらかが故障した場合、もう一方のディスクからデータを読み出すことができます。
*2 RAID1で構成されているディスクのうちどちらかが故障した場合に、正常に動作しているディスクが時動的に予備として準備されているディスクと新たにRAID1を構成する仕組みです。
*3 ディスク等が故障した場合にもコンピュータの電源を切ることなく、電源を入れたまま周辺機器やハードなどの抜き差し、交換をすることができます。

3. サービス料金について

(1) 基本サービス

●ファイル共有用フォルダとして100Mbyteのディスク容量を提供
●F・Cabinet接続用IDを5つ付与

初期料金 10,000円
月額料金 3,000円

(2) オプションサービス

追加月額料金 共有フォルダディスク容量追加*1 2,000円/100Mbyte
接続用ID追加*2 1,000円/5ID

変更手数料 1回毎 5,000円

*1 100Mbyte単位で最大1Gbyteまで増設可能。
*2 5個毎、最大20個まで追加可能。

4. 提供条件等

(1) 利用回線

NTT西日本が提供する「フレッツ・ISDN」または「フレッツ・ADSL」。
(Bフレッツについては、準備が整い次第、提供する予定です。)

(2) 端末環境

本サービスを利用できる端末は、Windows98、WindowsME、WindowsNT4.0(サービスパック6以上)、Windows2000のOSを搭載したパソコンとなります。

お客様通信機器にルータが必要となります。
(ADSLモデムやTA等とパソコンを直接接続する形態ではご利用頂くことはできません。)

(3) 提供地域

大阪府(大阪府内の「フレッツ・ISDN」または「フレッツ・ADSL」の提供地域となります。)


5. 提供開始日等

提供開始日 1月29日(火)


本サービスは、平成15年10月31日をもって終了させていただきました。
ご利用いただき、ありがとうございました。

【報道機関からのお問い合わせ】
NTTスマートコネクト株式会社
経営企画部 市橋・梅村

西日本電信電話株式会社
サービス開発部
山本・富田・東山