News Releaseニュースリリース

2012香川県小豆郡小豆島町様の「オリーブヘルスケアシステム事業」へのクラウド型健康相談サービスの導入について

2012年11月27日

西日本電信電話株式会社
エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社

 西日本電信電話株式会社(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長:村尾和俊、以下、NTT西日本)と、NTT西日本のグループ会社であるエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:窪薗竜二、以下、NTTスマートコネクト)は、「Bizひかりクラウド」のサービスラインアップの一つとしてクラウド型健康相談サービス「ひかり健康相談」を提供していますが、このたび、香川県小豆郡小豆島町様(町長:塩田幸雄、以下、小豆島町様)の「オリーブヘルスケアシステム事業」に導入されることになりました。

1.クラウド型健康相談サービスの概要

利用者が歩数計や血圧計等で測定したデータを公民館等に設置されたテレビ電話端末「フレッツフォン」(情報機器)※1からNTT西日本の「フレッツ光ネクスト」(インターネット接続サービス)※2を通じてサーバーに登録することにより自動的にグラフ化される機能を提供します。また、グラフ化された健康情報をもとに、遠隔地にいる保健師等が利用者と「フレッツフォン」にてコミュニケーションをとることで、インタラクティブな健康アドバイスを行うことができます。

※1: 「フレッツフォン」(情報機器)について
・NTT西日本より販売提供しているタッチパネルによる簡単な操作で、リアルタイムに映像コミュニケーションが可能なテレビ電話端末です。
※2: 「フレッツ 光ネクスト」(インターネット接続サービス)について
・インターネットのご利用には、本サービスに対応したプロバイダーとの ご契約・ご利用料金が必要です。
・サービス提供エリアであっても、ご利用いただけない場合があります。 エリアについては、お問い合わせいただくか、[http://flets-w.com/]を ご確認ください。

2.小豆島町様の導入の背景

我が国の65 歳以上の高齢者人口は、過去最高の2,975万人となり、総人口に占める高齢化率は23.3%となっています※3。離島である小豆島町様においても少子高齢化と人口減少により、65歳以上の高齢者率は36%(香川県下で1位)を超え、20年後には50%を超えることが予想されており、将来的な医療費・介護費の高騰による町民の費用負担の増大が懸念されています。
こういった状況の中、小豆島町様では、高齢化に伴う生活習慣病有病者・予備軍の増加といった課題の解決を図ることで医療費・介護費を抑制するとともに、高齢者の外出機会増大による地域コミュニティーの活性化も図る観点から、本サービスを活用し、町民の健康情報の継続的な収集と定期的な健康相談・保健指導を行うことになりました。

※3:出典:内閣府「平成24年版高齢社会白書」

( 参考:「オリーブヘルスケアシステム事業について」)

3.その他

  • ・NTT西日本は、「フレッツ 光ネクスト」(インターネット接続サービス)、およびテレビ電話端末「フレッツフォン」(情報機器)、歩数計等の通信機器を小豆島町様へ提供します。
  • ・NTTスマートコネクトは、クラウド型健康相談サービス「ひかり健康相談」を小豆島町様へ提供します。

今後もNTT西日本グループは、ブロードバンドネットワークとICTを活用し、自治体等の健康福祉サービスの充実化、ひいては安心できる社会の実現に向けて貢献していきたいと考えています。

【本件に関する問い合わせ先】

NTT西日本 法人営業本部
ソリューションビジネス部
地域ICT推進G
萩原、脇中、山本
TEL:06-4803-3464
Mail:smart-ict@bch.west.ntt.co.jp

NTTスマートコネクト
クラウドビジネス部
渡瀬、青木
TEL:06-4803-8913
Mail:cloud_info@nttsmc.com